週1日30分の作業で芝生をきれいに保つ「ちょい芝」スタイル。
今回は、約17㎡の姫高麗芝を管理しているYUKI庭で、2026年11月1日の芝生管理を行いました。
YUKI庭は、普段の芝刈りや雑草引きなどをYUKIさんご自身で行い、私が月1回訪問して一緒に作業している庭です。
前回9月27日から35日ぶりの訪問となりましたが、その間もYUKIさんが刈高25mmで芝刈りを続けられており、今回の訪問直前にも芝刈りを済ませていただいていました。
今回はYUKIさんと一緒に、いつもの際刈りに加え、ブレンドカルスを土の中に行き渡らせるためのスパイキングと部分コアリングを実施。その後、ブレンドカルス散布、秋の最後の施肥、散水を行いました。
今回の作業で、YUKI庭の2026年の定期的な芝生管理も基本的には終了です。
▶ 前回の記事はこちら
YUKI庭の芝生管理記録(2026年9月27日)
今回の作業概要
| 作業日 | 2026年11月1日 |
|---|---|
| 芝種・面積 | 姫高麗芝・約17㎡ |
| 刈高 | 25mm(訪問直前に芝刈り済み) |
| 今回の作業 | 際刈り・スパイキング・部分コアリング・ブレンドカルス・施肥・散水 |
| 今後の予定 | 2026年の定期作業は基本終了 |
35日経った芝生の状態

前回の9月27日から35日が経過しました。
この間もYUKIさんが日常の芝生管理を続けられており、芝生の伸びに合わせて刈高25mmで芝刈りを行っています。
今回の訪問直前にも芝刈りを済ませていただいていたため、芝生全体はきれいに整っていました。
11月に入り、姫高麗芝の生長は緩やかになってきましたが、全体的にはまだ緑色が残っています。
今回は芝生全体の芝刈りは行わず、際刈りとブレンドカルスを使った土づくりを中心に作業を進めることにしました。
今回の作業
① いつもの際刈りで外周を整える
まずは、いつものように芝生用バリカンで際刈りを行いました。
芝生全体は訪問直前に25mmで芝刈りされていたため、今回は芝刈り機を使った作業はありません。
芝刈り機では刈り残しやすい外周部分をバリカンで整えていきます。

外周を整えるだけでも、芝生全体の見た目が引き締まります。
② ブレンドカルスを土に届けるための穴開け作業
続いて、ブレンドカルスを散布する前に、芝生に穴を開けていきます。
今回のスパイキングとコアリングの主な目的は、ブレンドカルスを芝生の表面にまくだけでなく、土の中にも行き渡らせることです。
芝生全体にはスパイキングを行い、一部の場所ではコアリングで土を抜き取りました。
今回の穴開け作業
● スパイキング(芝生全体)
土を抜き取らずに穴を開け、ブレンドカルスを入れ込むための通り道を作ります。
● コアリング(一部分)
土を筒状に抜き取って穴を作り、ブレンドカルスや目土を入れ込みやすくします。
どちらも土に穴を開ける作業ですが、今回はブレンドカルスの散布と組み合わせることを重視しました。
このあとブレンドカルスを散布し、コートブラシで刷り込むことで、開けた穴にも材料が入るようにしていきます。
▶ 関連記事:秋の芝生管理|芝刈り・土壌改善・冬越し準備のポイント
③ 2年目のブレンドカルスを散布
穴開け作業が終わったら、ブレンドカルスを散布しました。
YUKI庭では昨年に続いて2年目の散布となります。
今回使用した資材と道具はこちらです。

今回のブレンドカルス配合
カルスNC-Rは1kg入りを全量使用
ブレンドカルスは2年目なので、カルスNC-Rの量を半分程度にすることも考えました。
ただ、今回は1kg入りの袋を開封して残しても使い道がないため、1袋すべてを使い切ることにしました。
2年目だから必ず1kg必要というわけではなく、今回は使い切りを優先した配合です。
米ぬかは準備してもらった1kgを使用
米ぬかについては、メーカーが案内する配合量と比較すると少なめです。
今回はYUKIさんに準備していただいていた米ぬかが1kgだったため、そのまま全量使用しました。
硫安は170g、目土は10kg入りを1袋使用しています。
メーカーの標準配合をそのまま再現したものではありませんが、今回実際に使用した量として記録しておきます。
ブレンドカルスの基本的な配合量や作り方、散布方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶ 関連記事:ブレンドカルスの作り方と効果|カルスNC-Rの配合・散布方法
④ コートブラシで穴に刷り込む
ブレンドカルスを散布したあとは、コートブラシで芝生全体にしっかり刷り込みました。
今回も意識したのは、散布した材料を芝生の表面に厚く残さず、スパイキングやコアリングで開けた穴にできるだけ入れることです。
ブラシで繰り返しならしながら、ブレンドカルスを穴に入れ込んでいきます。
特にコアリングした場所では、ブレンドカルスや目土が穴に入るように丁寧に作業しました。
芝生の葉の上に材料がまとまって残らないようにしながら、全体を仕上げました。
今回のように、穴開け作業とブレンドカルスの散布を組み合わせることで、表面に散布するだけでなく、土の中にも材料を届けることを狙っています。
⑤ 秋の最後の施肥と散水
ブレンドカルスの散布と刷り込みが終わったら、2026年最後の施肥を行いました。
11月に入り、姫高麗芝の生長も徐々に緩やかになってきています。
今回は秋の最後の施肥として、芝生全体に肥料を散布しました。
施肥後は散水を行い、今回の作業はすべて終了です。
散水には、散布した肥料を土の表面になじませるほか、ブレンドカルスや目土を落ち着かせる目的もあります。
芝生への肥料の与え方や散布後の散水については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 関連記事:芝生の施肥の基本|時期・量・散布方法と肥料の与え方
作業後の芝生の状態
すべての作業が終わったあとのYUKI庭です。

スパイキングや部分コアリング、ブレンドカルスの散布を行いましたが、作業後も芝生の表面はすっきりとしています。
続いて、芝生を近くから見た状態です。

11月に入っても、日当たりのよい部分ではまだ緑色の葉が多く残っています。
日当たりの悪い奥側では冬枯れが進行
作業後の芝生を確認すると、庭の奥側ではほかの部分よりも冬枯れが進んでいました。

姫高麗芝は暖地型芝生のため、気温が下がると生長が緩やかになり、徐々に休眠へ向かいます。
特に日当たりの悪い場所では、日照時間や地温などの違いによって、ほかの部分より早く冬枯れが進むこともあります。
YUKI庭でも、日当たりのよい部分にはまだ緑色が残っていますが、奥側では冬枯れが進み、同じ庭の中でも違いが見られます。
今後はさらに気温が下がり、芝生全体が冬の休眠期に向かっていきます。来春の芽吹きまで、状態を見守っていきたいと思います。
今回の作業動画(60倍速)
今回の際刈りからスパイキング、部分コアリング、ブレンドカルスの散布、施肥までの作業を60倍速で紹介します。
まとめ|YUKI庭も2026年の芝生管理が一区切り
今回の管理ポイント
✅ 訪問までの間もYUKIさんが25mmで芝刈りを継続
✅ 訪問直前に芝刈り済みのため、今回は際刈りのみ
✅ ブレンドカルスを土の中に届けるため、全面スパイキングと部分コアリングを実施
✅ 2年目のブレンドカルスを散布し、コートブラシで穴に刷り込み
✅ 秋の最後の施肥と散水を実施
✅ 日当たりの悪い奥側では冬枯れが進行
✅ 2026年の定期的な芝生管理は基本終了
YUKI庭では普段の芝刈りや雑草引きをYUKIさんが行い、月1回の訪問時に一緒に芝生管理をしています。
今回はいつもの際刈りに加え、ブレンドカルスを土の中に行き渡らせるためのスパイキングと部分コアリングを行いました。
その後、2年目のブレンドカルスを散布し、コートブラシで開けた穴に刷り込んでいます。
日当たりの悪い奥側では冬枯れが進んでいますが、全体的にはまだ緑色を保っています。
今回の作業で、YUKI庭も2026年に予定していた芝生管理は基本的に終了です。
これから冬の休眠期に入りますが、来春もきれいな芝生を楽しめるよう、引き続き状態を見守っていきたいと思います。

