芝刈りの頻度と刈高の基本|週1回でキレイに保つコツ【実体験】

週1回の芝刈りで20mmに管理した芝生 芝生の手入れ

芝生をきれいに保つうえで、基本となる作業が「芝刈り」です。

ただ、実際に管理を始めると「芝刈りの頻度はどれくらい?」「何mmで刈ればいい?」「短く刈った方がきれいになる?」など、頻度や刈高で迷うことも多いと思います。

ちょい芝では、生育期は週1回の芝刈りを基本にしながら、季節や暑さ、芝生の状態に合わせて刈高を調整しています。

この記事では、実際に管理しているYASUYO庭(高麗芝)・HIROCHAN庭(ノシバ)の例も交えながら、芝刈りの頻度・刈高・1/3ルール・きれいに刈るためのポイントをまとめます。

▶ 週1回の芝刈りで芝生がどう変わるかはこちら

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芝刈りの頻度は週1回を基本にする

ちょい芝では、芝生がよく伸びる時期は週1回の芝刈りを基本にしています。

高麗芝やノシバは、気温が上がって生育が活発になると1週間でもかなり葉が伸びます。伸びすぎてから一気に短くするよりも、こまめに刈った方が一度に刈り取る量を抑えやすくなります。

また、週末など芝刈りをする曜日をある程度決めておけば、管理のリズムを作りやすいのもメリットです。

芝刈りで20mmに管理した高麗芝の芝生(YASUYO庭の夏の状態)
YASUYO庭(高麗芝)|20mm・週1回の芝刈りを基本に管理している芝生

実際に管理しているYASUYO庭は約40㎡。芝刈りだけなら30分以内で終わります。HIROCHAN庭は約15㎡で、芝刈りだけなら15分程度です。

庭の広さや形、使う芝刈り機によって作業時間は変わりますが、毎週少しずつ刈ることで、伸びきった芝生をまとめて刈るより作業もしやすくなります。

週1回の芝刈りを続けることで実際に芝生がどう変わっていったのかは、「芝生は週1回刈るだけでキレイになる」で実例を紹介しています。

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芝刈りの刈高は何mmがいい?

芝刈りの頻度と同じくらい大切なのが、芝生を何mmの高さで刈るかという「刈高」です。

ちょい芝では「高麗芝なら一年中○mm」というように刈高を完全に固定するのではなく、芝生の種類や状態、季節、生育量、暑さなどを見ながら調整しています。

実際の管理では、春から夏の生育期に20mm前後を基本とすることが多いですが、真夏から夏後半にかけては芝生への負担を考えて刈高を上げることもあります。

20mmの刈高で管理した夏の芝生
20mm前後で管理している生育期の芝生。刈高は季節や芝生の状態を見ながら調整しています。

YASUYO庭は20mmから25mmへ変更

YASUYO庭(高麗芝)では、2026年の夏は20mmで週1回の芝刈りを続けてきました。

芝生の生育や密度は良好でしたが、8月後半も厳しい暑さが続くことを考え、8月16日から20mm→25mmへ刈高を変更しました。

無理に低く刈り込むよりも葉を少し長めに残し、夏後半は現在の状態を維持することを優先したためです。

実際に25mmへ上げたあとも見た目の違いはそれほど大きくなく、芝生は良好な状態を維持できました。

2026年6月から8月までの刈高変更や水やり、施肥などの経過は、2026年夏のYASUYO庭の芝生管理まとめで詳しく紹介しています。

HIROCHAN庭は22mmから28mmへ変更

HIROCHAN庭(ノシバ)でも同じように、2026年は22mmを基本に管理してきましたが、8月16日から28mmへ刈高を上げました。

庭によって芝生の種類や使っている芝刈り機、生育状態は違うため、YASUYO庭とまったく同じ刈高にはしていません。

大切なのは「必ず○mmにする」と決めることではなく、芝生の状態を見ながら、その庭に合った高さを探していくことだと考えています。

季節ごとの刈高の考え方

ちょい芝では、刈高を季節だけで機械的に決めるのではなく、芝生の生育状態を見ながら調整します。

時期刈高の考え方
春の立ち上がり必要に応じて低刈りを行い、新しい葉が伸びる準備をする
春〜初夏生育に合わせて通常の刈高へ移行する
夏20mm前後を基本にしつつ、暑さや芝生の状態を見る
真夏〜夏後半強い暑さが続く場合は、少し刈高を上げることも検討する
秋生育の低下に合わせて、葉を少し長めに残しながら管理する

これはあくまで「ちょい芝」で実際に行っている管理の考え方です。日当たり、水やり、芝生の種類、生育状態などによって適した刈高は変わります。

春のシーズン開始前に行う低刈りについては、▶ 芝生の低刈りの基本はこちらで詳しく解説しています。

芝刈りでは「1/3ルール」を意識する

刈高を決めるときに意識したいのが「1/3ルール」です。

これは、芝刈り1回で刈り取る葉の長さを、伸びている葉のおおむね1/3以内に抑えるという考え方です。

たとえば30mm程度まで伸びた芝生を20mmで刈れば、刈り取るのは約10mmです。伸びた部分のおよそ1/3を刈ることになります。

反対に、芝生を長期間伸ばしてから一気に短く刈ると、緑の葉を多く失ったり、葉の下に隠れていた茶色い部分が目立ったりすることがあります。

週1回の芝刈りを基本にしている理由のひとつも、芝生が伸びすぎる前に刈ることで、一度に刈り取る量を抑えやすくするためです。

伸びすぎた芝生は一気に短くしない

雨や予定の都合で芝刈りができず、いつもより芝生が伸びてしまうこともあります。

その場合は、普段の刈高まで一度に戻すことにこだわらず、まず高めに刈り、芝生の状態を見ながら段階的にいつもの高さへ戻す方法があります。

「いつも20mmだから今回も20mm」と刈高だけを見るのではなく、今どれくらい伸びているのかも確認してから芝刈りをすることが大切です。

芝生をきれいに刈るための4つのポイント

① 芝生が伸びすぎる前に刈る

生育期は週1回を目安にし、伸びすぎる前に芝刈りを行います。こまめに刈ることで1回あたりの刈り取り量も抑えやすくなります。

② 刈る方向を変える

ちょい芝では、芝生の状態や作業時間に合わせて縦方向・横方向の2方向から芝刈りをすることがあります。

方向を変えて刈ることで、一方向だけでは刈り残した葉を拾いやすくなり、芝面を整えやすくなります。

ただし、毎回必ず2方向から刈る必要はありません。サッチングなど別の作業を行った日や、時間を短くしたい日は1方向だけで終えることもあります。

③ 芝生の状態を見て刈高を変える

同じ季節でも、猛暑、水不足、生育量などによって芝生の状態は変わります。

いつもの刈高にこだわりすぎず、芝生への負担が気になるときは刈高を少し上げるなど、その時の状態に合わせて調整します。

④ 刈り残しや際を最後に整える

芝刈り機だけでは、壁際や花壇との境目などに芝が残ることがあります。

必要に応じて際刈りを行うと、芝生全体の輪郭がはっきりして、同じ刈高でも仕上がりがきれいに見えます。

芝刈り機によっても刈高や作業時間は変わる

芝刈りの頻度や刈高だけでなく、実際の作業ではどの芝刈り機を使うかも重要です。

庭の広さや形、芝生の種類、希望する刈高によって使いやすい芝刈り機は変わります。また、芝刈り機によって設定できる刈高にも違いがあります。

ちょい芝では複数の庭を管理する中で、手動式・電動式など複数の芝刈り機を実際に使っています。

自分の庭に合う芝刈り機を選ぶなら

芝刈りを週1回続けるなら、芝刈り機の使いやすさも重要です。ちょい芝で実際に複数の芝刈り機を使って分かった違いや、庭の広さ・刈高・作業スタイルに合わせた選び方をまとめています。

▶ 実際に使ってわかった芝刈り機の選び方と使い分け

芝刈りの頻度と刈高で迷ったら

芝生管理を始めたばかりなら、最初から細かな数字にこだわりすぎる必要はありません。

  • 生育期は週1回の芝刈りを基本にする
  • 一度に刈りすぎず、1/3ルールを意識する
  • 20mm前後をひとつの目安にしながら、芝生の状態に合わせて調整する
  • 猛暑など芝生への負担が大きい時期は、少し刈高を上げることも考える
  • 伸びすぎた場合は一気に短くしない

まずはこのあたりを意識するだけでも、芝刈りの失敗は減らしやすくなります。

まとめ|週1回の芝刈りを基本に、刈高は芝生の状態で調整

ちょい芝では、芝生がよく伸びる時期は週1回の芝刈りを基本にしています。

刈高は20mm前後をひとつの目安にしていますが、一年中同じ高さで固定しているわけではありません。実際に2026年のYASUYO庭では夏後半に20mmから25mmへ、HIROCHAN庭では22mmから28mmへ変更しました。

芝刈りで大切なのは、「何mmが絶対に正解」と考えることではなく、芝生がどれくらい伸びているか、暑さや水分状態はどうかを見ながら、その時に合った頻度と刈高を選ぶことです。

週1回の短時間の芝刈りを基本に、芝生の変化を見ながら少しずつ調整していく。これが「週1日30分」を基本とする、ちょい芝の芝刈りスタイルです。

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