週1日30分の作業で芝生をきれいに保つ「ちょい芝」スタイル。
今回は、2026年6月から8月までのYASUYO庭の夏の芝生管理をまとめます。
春に進めてきたコアリングやブレンドカルスによる土壌改良を終え、夏は20mmでの週1回の芝刈りを基本に、梅雨時期の病害対応、サッチング、猛暑期の散水、施肥、そして夏後半には25mmへの刈高変更を行いました。
梅雨の長雨から連日の猛暑まで、芝生にとって厳しい条件が続いた2026年の夏。実際の芝生の変化とともに、3か月間の管理を振り返ります。
2026年夏のYASUYO庭
YASUYO庭では、春に低刈りから始まり、コアリングやブレンドカルスを使った土壌改良など、芝生の更新作業を進めてきました。
6月10日には3週にわたって少しずつ進めてきたコアリングとブレンドカルスによる目土入れが全面完了。ここから管理の中心は、夏に向けた芝刈りや水やりなどの維持管理へと移っていきます。
夏の基本となった刈高は20mmです。芝生の生育が旺盛な時期は週1回の芝刈りを続け、8月中旬からは猛暑による芝生への負担を考えて25mmへ刈高を上げました。
6月|春の更新作業を終えて夏管理へ
コアリングとブレンドカルスによる土壌改良が完了
6月10日、春から進めてきたYASUYO庭の更新作業がひと区切りとなりました。
3週に分けて少しずつ進めてきたコアリングとブレンドカルスによる目土入れが、この日で庭全体に完了しました。
一度に全面施工する方法もありますが、「週1日30分」を基本とするちょい芝では、無理なく続けられる範囲で少しずつ作業を進めています。

ブレンドカルスの配合や作り方、実際の散布方法については、ブレンドカルスの作り方と効果をまとめた実践記事で詳しく紹介しています。
生育が加速し、3月以来の施肥
更新作業を終えた4日後の6月14日には、20mmで芝刈りを行いました。
わずか4日しか経っていませんでしたが、刈り取った芝は集草箱3杯分ほど。気温の上昇とともに、芝生の生育が活発になってきたことが分かります。
この日は3月29日以来となる施肥も実施しました。使用したのは「FIELDWOODS FW-OCF 芝生の肥料」で、1㎡あたり60gを目安に散布しています。

梅雨にブラウンパッチを疑う症状を発見
芝生全体は順調に生育していましたが、6月21日の芝刈り中に一部で褐変した箇所を発見しました。
白い菌糸も確認できたため、ブラウンパッチ(葉腐病)の可能性を考え、症状が見られた部分とその周辺へグラステン水和剤を部分散布しました。

その後も雨の多い日が続きましたが、1週間後の6月28日に確認すると病斑が大きく拡大した様子はなく、新しい葉も伸び始めていました。

梅雨時期は雨で芝刈りのタイミングも難しくなります。2026年は芝生が乾いたタイミングを見ながら20mmでの芝刈りを続け、病気と思われる部分の経過も確認しながら管理しました。
7月|病斑の回復からサッチング、そして猛暑へ
梅雨明け後も20mmで芝刈りを継続
7月に入っても20mmでの芝刈りを継続しました。
7月12日には、6月下旬に見られた褐変部分に古い葉が一部残っていたものの、病斑が広がっている様子はなく、周囲から新しい葉が伸びていました。
芝生全体では緑が濃くなり、色ムラも少なくなってきました。梅雨明け後の暑さとともに生育も旺盛になり、夏らしい芝面へと変化していきます。
7月19日に軽いサッチング
病気を疑った症状が落ち着いてきた7月19日には、軽いサッチングを行いました。
症状が出ている間は芝生への負担を考えてサッチングを控えていましたが、回復傾向が確認できたため、このタイミングで実施しています。
使用したのは、リョービ(現・京セラ)の芝刈り機にサッチング刃を取り付けたものです。一見きれいに見える芝生でも、実際に作業すると予想以上に枯れ葉や古い刈りカスなどのサッチがたまっていました。

真夏に強くサッチングすると芝生への負担も大きくなるため、今回は根元付近にたまったサッチを軽く取り除く程度にしています。

雨が降らない猛暑は毎日の散水で対応
7月下旬になると、管理のポイントは梅雨の病害対策から猛暑と乾燥への対応へ変わりました。
7月19日から26日までの1週間は雨がまったく降らず、連日30℃を超える厳しい暑さが続きました。
それでもYASUYOさんがスプリンクラーで毎日散水を続けてくれたことで、大きな水切れを起こすことなく、芝生は濃い緑と高い密度を維持しました。
生育も旺盛で、7月26日の芝刈りでは刈りカスが45Lのごみ袋の約8割になるほどでした。

8月|施肥と刈高変更で猛暑を乗り切る
8月2日に夏の施肥
8月に入っても厳しい暑さが続きましたが、毎日の散水によって芝生は良好な状態を維持していました。
8月2日は20mmで芝刈りを行ったあと、6月14日以来、約7週間ぶりとなる施肥を行いました。
使用したのは6月と同じFIELDWOODS FW-OCF芝生の肥料です。今回は1㎡あたり約30gを目安に散布し、施肥後はスプリンクラーで十分に散水しました。

施肥から1週間後の8月9日には、芝生が一気に伸びたというような大きな変化は見られませんでした。
一方で、水切れによる大きなダメージもなく良好な状態は維持できていました。この時期は無理に生長を促すよりも、週1回の芝刈りと散水を続けながら現在の状態を崩さないことを優先しています。
8月16日から20mm→25mmへ刈高を変更
YASUYO庭では6月から20mmを基本に管理してきましたが、8月16日から刈高を25mmへ変更しました。
芝生の密度と葉色は良好でしたが、8月後半も厳しい暑さが続くことを考え、無理に低く刈り込むよりも、葉を少し長めに残して現在の状態を維持することを優先しました。

その後も8月23日、30日と25mmでの芝刈りを継続しました。
25mmへ変更したあとも芝生は順調に生長し、密度や葉色も良好な状態を維持。実際に20mmから25mmへ上げても見た目の違いはほとんど感じず、猛暑が続く間は25mmで管理することにしました。

2024年・2025年・2026年の夏を比較
YASUYO庭では2024年から毎週の芝生管理を記録しています。
2026年8月23日の芝刈り後に、2024年・2025年・2026年それぞれの夏の生育が旺盛な時期の芝生を並べて比較しました。

撮影時の光や条件が異なるため写真だけで細かな優劣を判断することはできませんが、2026年も密度と葉色の良い芝面まで仕上げることができました。
管理開始から毎週の芝刈りを基本に、施肥、土壌改良、病害への対応、その時々の芝生に合わせた刈高調整を積み重ねてきた結果として、2026年の夏も良好な状態を維持できたと感じています。
2026年夏のYASUYO庭で行った主な管理
| 時期 | 主な管理 | 芝生の状態 |
|---|---|---|
| 6月上旬 | コアリング・ブレンドカルス完了 | 春の更新作業が完了 |
| 6月中旬 | 20mm芝刈り・施肥 | 生育が活発に |
| 6月下旬 | 病害を疑う症状へ部分対応 | その後は大きく拡大せず |
| 7月中旬 | 軽いサッチング・20mm芝刈り | 褐変部分は回復傾向 |
| 7月下旬 | 20mm芝刈り・毎日の散水 | 猛暑でも緑と密度を維持 |
| 8月上旬 | 20mm芝刈り・夏の施肥 | 良好な状態を維持 |
| 8月中旬〜下旬 | 25mmへ刈高変更 | 猛暑でも順調に生育 |
2026年夏の管理を振り返って
2026年のYASUYO庭は、春の更新作業を終えた6月から20mmでの週1回の芝刈りを基本に、芝生の状態と天候に合わせて必要な作業を追加してきました。
梅雨には病気を疑う症状が見られましたが、早めに対応し、その後の変化を確認しながら管理を継続。症状が落ち着いた7月には軽いサッチングを行いました。
そして梅雨明け後は、病害対策から猛暑と乾燥への対応へ管理の重点が変わりました。毎日の散水を続けながら週1回の芝刈りを行い、8月には夏の施肥を実施。夏後半は刈高を20mmから25mmへ上げています。
夏の3か月を振り返ると、ずっと同じ管理を続けたのではなく、梅雨・病害・猛暑・乾燥・芝生の生長量に合わせて、その時々で管理内容を調整したことが2026年夏の大きな特徴でした。
まとめ
2026年夏のYASUYO庭では、6月から8月前半まで20mmを基本に週1回の芝刈りを続け、8月中旬からは25mmへ刈高を上げました。
その間には、施肥、梅雨時期の病害対応、軽いサッチング、猛暑期の毎日の散水など、芝生の状態に合わせた管理も行っています。
梅雨の長雨や厳しい猛暑が続く中でも、8月末まで芝生の密度と緑を良好な状態で維持することができました。
毎週大きな作業をする必要はありません。基本となる芝刈りを続けながら、その時の芝生に必要な作業を少しずつ加えていく。2026年の夏も「週1日30分」を基本としたちょい芝スタイルで、YASUYO庭の芝生管理を続けることができました。


