週1日30分の作業で芝生をきれいに保つ「ちょい芝」スタイル。
今回はHASHIRI庭で、10月25日の芝生管理を行いました。
前回の10月11日から2週間ぶりの作業です。
10月も下旬となり、高麗芝の生長はかなり緩やかになってきました。
今回は芝刈りを見送り、コアリングとスパイキングを使い分けた土壌改良と、ブレンドカルスの散布を行いました。
また、HASHIRI庭は2025年10月26日に管理を始めてから、まもなく1年を迎えます。
管理開始当初は芝生が長く伸び、雑草も多い状態でしたが、定期的な芝刈りや雑草対策、土壌改良を続けることで、現在はかなりきれいな芝生になりました。
今回は秋の土壌管理の様子とともに、管理開始から約1年間で芝生がどのように変化したのかも紹介します。
14日経った芝生の状態(10/11→10/25)
前回の10月11日から14日が経ちました。
10月下旬となり、HASHIRI庭でも芝生の生長はかなり落ち着いています。
まずは、前回の作業後と今回の作業前の芝生を比較してみます。

左が10月11日の作業後、右が10月25日の作業前です。
撮影時の日差しや明るさに違いはありますが、2週間経っても芝生全体の見た目に大きな変化はありません。
夏場のように芝生が大きく伸びることもなく、緑を保ちながら生長が落ち着いてきた印象です。
今回は芝刈りを行わず、来春以降の芝生の生育環境を整えるための土壌改良を優先することにしました。
今回の作業
今回の作業は、土壌の状態や芝生の生育状況に合わせてコアリングとスパイキングを行い、その後ブレンドカルスを散布するという流れです。
散布後はコートブラシで資材を刷り込み、最後に散水しました。
今回使用した道具と資材はこちらです。

日当たりが悪く生育が弱い部分はコアリング
HASHIRI庭では、場所によって芝生の生育状況に違いがあります。
特に建物の影になりやすい部分は、日当たりのよい場所と比べて芝生の生育があまりよくありません。
そこで今回は、生育が弱い部分に限定してコアリングを実施しました。
コアリングは、専用の道具で土を円柱状に抜き取り、土壌に穴を開ける作業です。
土壌の通気性や排水性の改善が期待でき、土が硬く締まっている場合の対策にもなります。
ただし、今回は10月下旬です。
高麗芝はこれから休眠期に向かうため、コアリングを行うには遅い時期です。
一般的には、芝生が活発に生長している時期に行う方が、穴を開けたあとの回復も期待できます。
この時期にコアリングを行うと、芝生の回復が遅くなり、開けた穴が長く残る可能性もあります。
今回はその点も考えましたが、HASHIRI庭の中でも生育が弱い部分の土壌環境を改善したいと考え、範囲を限定して実施しました。
もちろん、コアリングによって日照不足そのものが解消されるわけではありません。
今回の作業が実際に改善につながるかどうかは、来春以降の芝生の生育状況を見ながら判断したいと思います。
▶ コアリングの目的や作業方法については、芝生のコアリングとは?効果と作業方法を解説で紹介しています。
その他の部分はスパイキング
一方、比較的生育がよい部分については、コアリングではなくスパイキングを行いました。
スパイキングは、土を抜き取らずに穴を開ける作業です。
コアリングのように土を取り出さないため、作業後の片付けが少なく済むのもメリットです。
今回はこのあとブレンドカルスを散布する予定だったので、土壌に穴を開け、資材が芝生の表面だけに残らないようにすることも目的の一つです。
ただし、スパイキングは土を抜き取るわけではないため、土壌の締まり具合によってはコアリングと同じ効果が得られるとは限りません。
今回は芝生の生育状況や作業後の負担を考え、コアリングとスパイキングを使い分ける方法を選びました。
ブレンドカルスを芝生全面に散布
コアリングとスパイキングを終えたあと、ブレンドカルスを芝生全面に散布しました。
HASHIRI庭では、管理開始後からブレンドカルスによる土壌改良を継続しています。
今回もカルスNC-R、米ぬか、硫安、目土を混ぜ合わせて使用しました。
HASHIRI庭の芝生面積は約25㎡です。
| 材料 | 使用量 |
|---|---|
| カルスNC-R | 1kg(1袋全量) |
| 米ぬか | 約1,400g |
| 硫安 | 約250g |
| 目土 | 約7kg |
今回は、カルスNC-Rの1kg入り1袋をすべて使い切ることにしました。
米ぬか、硫安、目土については、今回のHASHIRI庭用に使用量を調整しています。
翌週にはFW-OCFによる秋の最後の施肥を予定しているため、今回は窒素量の重複を考慮し、硫安を少なめの約250gにしました。
※今回の配合はHASHIRI庭で実際に使用した量です。芝生の状態や土壌環境によって適量は異なります。
▶ ブレンドカルスの材料や使い方については、ブレンドカルスによる芝生の土壌改良で詳しく紹介しています。
コートブラシで刷り込み、最後に散水
ブレンドカルスを芝生全体に散布したあとは、コートブラシで丁寧に刷り込みました。
今回は目土を約7kg使用しましたが、芝生全体を土で覆うのではなく、できるだけ芝生の隙間や開けた穴に資材が入り込むように作業しました。
ブレンドカルスを散布すると、一時的に芝生の表面が土っぽく見えることがあります。
しかし今回は、コートブラシで刷り込んだことで、散布した資材がほとんど目立たない状態に仕上がりました。

写真を見ると、目土やブレンドカルスが芝生の表面に厚く残っている様子はほとんどありません。
資材をできるだけ目立たせずに作業を終えられたのは、今回よかった点です。
最後に散水して、今回の土壌改良作業は完了です。
作業後の芝生
土壌改良を終えたHASHIRI庭の様子です。

10月下旬になりましたが、芝生全体はまだ緑を保っています。
コアリングとスパイキング、ブレンドカルス散布を行ったものの、作業後の見た目に大きな変化はありません。
続いて、芝面を低い位置から撮影しました。

近くから見ると、緑の葉が比較的密に生えていることが分かります。
葉の間には茶色くなった部分も見られますが、全体としては緑の芝生を維持できています。
ただし、今回の土壌改良による効果が、すぐに見た目に現れるわけではありません。
特にコアリングを行った部分については、休眠期に向かう芝生の状態を確認しながら、来春以降の生育にどのような変化があるのか見ていきたいと思います。
HASHIRI庭の管理開始から1年|芝生はここまで変わった
HASHIRI庭の管理を始めたのは、2025年10月26日です。
今回の作業で、管理開始からまもなく1年を迎えます。
管理を始めた当初は芝生が長く伸び、雑草も多く、芝刈り機でそのまま刈ることも難しい状態でした。
それから約1年間、定期的な芝刈りや雑草対策、施肥、土壌改良を続けてきました。
その結果、芝生の見た目は大きく変わりました。
管理開始当初と現在の芝生を比較してみます。

左が2025年10月26日の管理開始前、右が2026年10月25日の作業後です。
1年前は芝刈り機をそのまま使うのも難しかったHASHIRI庭。それが、定期的な管理を続けることでここまで変わりました。
管理開始当初は、長く伸びた芝生の間に雑草が多く生えており、芝生全体の高さも不揃いでした。
現在は芝生の高さが揃い、雑草もかなり少なくなっています。
もちろん、すべての場所で芝生の生育がよくなったわけではありません。
日当たりが悪い部分など、まだ改善したい場所も残っています。
それでも、1年前の状態と比較すると、芝生全体の印象は大きく変わりました。
特別な作業を一度行ったからきれいになったのではなく、芝刈りや雑草対策などの基本的な管理を継続してきたことが、現在の状態につながっていると感じています。
週1日30分を基本とした管理をコツコツ続けること。
HASHIRI庭の1年間を振り返ると、改めてその大切さを実感します。
▶ 管理開始当初の作業については、【芝日記】新たな庭「HASHIRI庭」始動|伸びすぎた芝の初回メンテと今後の方針で紹介しています。
今回の作業動画(60倍速)
今回のコアリング、スパイキング、ブレンドカルス散布の様子を60倍速でまとめています。
まとめ
今回はHASHIRI庭で、10月11日から2週間ぶりに芝生管理を行いました。
10月下旬となり芝生の生長が緩やかになってきたため、芝刈りは見送り、秋の土壌改良を優先しました。
日当たりが悪く生育が弱い部分にはコアリング、それ以外の部分にはスパイキングを実施しました。
その後、カルスNC-R1kg、米ぬか約1,400g、硫安約250g、目土約7kgを混ぜたブレンドカルスを散布し、コートブラシで刷り込んでから散水しています。
10月下旬のコアリングは、芝生の回復を考えると遅い時期ですが、今回は生育が弱い部分に限定して実施しました。
今回の作業がどのような効果につながるのかは、来春以降の芝生の状態を確認していきたいと思います。
また、HASHIRI庭は管理開始からまもなく1年を迎えます。
1年前は雑草が多く、芝生も長く伸びた状態でしたが、現在はかなりきれいな芝生になりました。
週1日30分を基本とした管理でも、継続することで芝生の見た目は大きく変わる。
HASHIRI庭の1年間を振り返ると、そのことを改めて実感します。
次回はFW-OCFによる秋の最後の施肥を予定しています。今回使用した硫安の窒素量も考慮しながら、施肥量を確認する予定です。
今後も芝生の状態を確認しながら、来春に向けた管理を続けていきます。

