【ちょい芝流】秋の芝生管理|芝刈り・除草・冬越し準備(9月~11月)

秋の芝生の状態(YASUYO庭・2025年11月)

秋の芝生管理の基本

秋の芝生の状態(YASUYO庭・2025年11月)
YASUYO庭の芝生(2025年11月2日撮影)

秋は、芝生が冬に向けて準備を始める大切な時期です。

夏のように勢いよく伸びる季節ではありませんが、この時期の管理によって翌年の芝生の状態が大きく変わります。

秋の芝生管理では、主に次のような作業を行います。

  • 芝刈り(徐々に刈り高を上げる)
  • 秋の除草
  • 必要に応じた更新作業
  • 冬前の最後の施肥

ここでは、秋に行う芝生管理の基本を紹介します。

芝刈りは少しずつ刈り高を上げる

秋になると芝生の成長は徐々にゆっくりになります。そのため、夏よりも少し刈り高を高めにして管理します。

芝を少し長めにしておくことで葉の面積が増え、光合成をしやすくなります。秋のうちにしっかり栄養を蓄えておくことで、芝生が元気な状態で冬を迎えることにつながります。

一般的には、高麗芝の場合、秋は25〜35mm程度で管理されることが多いです。

YASUYO庭:夏 20mm → 秋 25mm
HIROCHAN庭:夏 22mm → 秋 28mm

これは、ちょい芝で実際に管理している庭の例です。

ちょい芝管理人は、あまり長すぎる芝生が好きではないため、少し短めの刈り高で管理しています。

芝刈り機の設定や芝生の好みは人それぞれなので、数値にこだわりすぎる必要はありません。
夏より少し高めにするくらいの感覚で管理すれば十分です。

10〜11月は除草剤の散布におすすめ

秋は、芝生の雑草対策にも良いタイミングです。特に10月〜11月頃は、冬から春にかけて発生する雑草の芽が出始めます。

こちらはHASHIRI庭で、秋まで放置していた雑草の状態です。芝生の間から伸びて葉が大きく成長しており、放置すると管理が難しくなることが分かります。

放置状態で成長した秋の芝生雑草(HASHIRI庭・2025年10月)
放置すると芝生の中で雑草が大きく育つ(HASHIRI庭・2025年10月)

このタイミングで除草剤を散布しておくと、翌年の春の雑草を大きく減らすことができます。

▶ 芝生用除草剤レビューを見る

必要に応じて更新作業(根切り・コアリング)

芝生の状態によっては、秋に更新作業を行うこともあります。

根詰まりしている場合 → 根切り(スライシング)
土が固くなっている場合 → コアリング

ただし、気温が下がってくる時期なので、無理に作業する必要はありません。更新作業を行う場合は、芝生の回復が間に合う 10月中くらいまでを目安に行うのがおすすめです。

なお、ちょい芝では2025年はYASUYO庭・HIROCHAN庭・YUKI庭でコアリングとブレンドカルスによる土壌改良を行っているため、この年の秋はスライシングは行いませんでした。

根切り(スライシング)の詳しいやり方や効果については、こちらの記事で詳しく紹介しています。

▶ 芝生の根切り(スライシング)の効果とやり方を見る

また、ちょい芝で行っているコアリングとブレンドカルスによる土壌改良については、こちらの記事で紹介しています。

▶ 芝生の土壌改良(ブレンドカルス散布)を見る

11月に最後の施肥

ハンディスプレッサーと粒剤の芝生用肥料

秋の最後に行う施肥は、とても大切です。11月頃に肥料を与えておくと、芝生はその栄養を蓄えて冬を越します。この栄養は翌年の春の萌芽のエネルギーとして使われ、春の立ち上がりが良くなる効果が期待できます。

芝生の施肥は、タイミングや量によって効果が大きく変わります。

▶ 芝生の施肥の基本まとめを見る

秋の管理が翌年の芝生を決める

芝生は冬になると休眠しますが、秋の管理によって翌年の状態が大きく変わります。芝刈りの終了、雑草対策、最後の施肥などをしっかり行い、芝生が元気な状態で冬を迎えられるようにしておきましょう。

季節ごとの芝生管理

芝生の管理方法は、季節によって少しずつ変わります。ほかの季節の管理方法については、こちらの記事でまとめています。

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