前回8月31日から約1か月、YUKI庭の芝生は青々とした状態を維持しています。YUKIさんが毎週の芝刈りを継続してくださったおかげで、芝生の密度も高く、秋に向けて順調に管理できています。
▶ 前回の記事はこちら:
【芝日記】真夏の猛暑を越えて青さをキープ|YUKI庭
1か月経った芝生の状態(8/31 → 9/28)

この1か月間もYUKIさんは毎週芝刈りを行ってくださいました。そのおかげで芝生は青々と密度の高い状態を維持しています。刈高は20mmから25mmに調整し、秋に入った芝生を無理なく管理できています。気温が下がると生育スピードが落ちるため、短く刈りすぎると葉の表面積が減り光合成量も不足しやすくなります。その結果、冬前に十分な体力を蓄えられず、色の維持や耐寒性が弱まる原因になります。実際にYUKI庭の芝生も、全体の密度が高く色も濃く保たれており、とても良い状態でした。
大雨後のサッチと今回の作業
9月の大雨の日には、サッチ(枯れた芝や刈りカス)が浮いている様子が見られたようで。これは土壌の通気性や透水性が低下しているサインです。そのため今回は、レーキを使ってサッチングを実施しました。

8月の時点でもサッチの存在は気になっていましたが、そのときの芝生はきれいな状態を保っていたため、無理にサッチングを行って芝面を荒らすのはもったいないと判断し、見送りました。
サッチングは秋に行うと効果的で、冬越し前に芝生の呼吸を助ける大切な作業です。ただし、強くかきすぎると根を傷めてしまうため「軽く・均一に」がポイント。今回も表面を軽くかく程度にとどめ、通気性を確保しました。

かき出したサッチはバキュームで回収。軽めのサッチングでも十分に効果があり、芝生の通気性を改善することができます。
本来であればサッチング後に軽く目土を入れると、芝生表面が整い回復も早まります。しかし、今回は軽めのサッチングにとどめたため、目土の投入は見送りました。
際刈りの実感
今回は芝生用バリカンに接続する延長コードを忘れてしまい、急きょ枝切りばさみで際刈りを行いました。手作業のため時間はかかりましたが、なんとか仕上げることができました。作業を通して改めて感じたのは、際刈りにはやはり芝生用バリカンが必要だということです。きれいに効率よく仕上げるには、道具の準備が重要です。

時間はかかりますが、仕上がりを整えることができました。
まとめ
この1か月も毎週の芝刈りと日々の散水を続けていただいたおかげで、芝生は安定して美しい状態を保っています。今回のサッチングで通気性も改善され、冬に向けてさらに良い状態に整いました。
次回はYUKI庭の芝生では今年2回目となるカルスNC-Rを用いた土壌改良を行う予定です。また経過をお届けしますので、ぜひ楽しみにしていてください。
YUKI庭の過去管理記録
これまでのYUKI庭の芝生管理の記録もぜひご覧ください。季節ごとの作業内容や芝生の変化を順に追うことができます。
- 【芝日記】真夏の猛暑を越えて青さをキープ|YUKI庭
- 【芝日記】根切り1か月後と際刈りで整った芝生|YUKI庭
- 【芝日記】土壌改良1か月後の芝生の変化|YUKI庭
- 【芝日記】土壌改良による芝生の改善|YUKI庭