低刈りの基本と手順|春の芝生管理をスムーズに始める方法

低刈り前後の芝生アップ、春の芝生管理の基本作業 芝生の手入れ

低刈りとは?春の芝生管理で行う理由

低刈りとは、冬の間に伸びた芝生を通常よりも低い刈高で刈りそろえる作業です。

春の芝生管理全体の流れを知りたい方は、春の芝生管理基礎記事もあわせてご覧ください。

低刈り前の芝生の状態

春の芝生管理における最初の重要な作業で、芝生の生育をリセットし、新しい芽を出しやすくする目的があります。

冬の間に残った古い葉や枯れ芝を取り除くことで、芝生の根元に日光と風が当たりやすくなり、春の萌芽をスムーズにします。

低刈り前の芝生アップ

低刈りの作業動画(全体の流れ)

今回行った低刈り作業の流れを、約50秒の動画にまとめました。


低刈りの基本的な手順

低刈りは一度で一気に短く刈るのではなく、何回かに分けて徐々に刈高を下げていくのが基本です。

  • レーキやサッチングマシンで芝を起こす
  • 1回目:少し低めに刈る
  • 2回目以降:さらに刈高を下げて刈る
  • 必要に応じて目土を行う
低刈りを段階的に行った様子

前年の刈り止め時の芝丈によっては、一気に低く刈ろうとすると芝刈り機に負荷がかかり、刈りカスが詰まりやすくなります。何回かに分けて刈ることで、作業がスムーズになり、芝生へのダメージも抑えられます。


低刈り後に行う作業の考え方

低刈り後は、芝生の状態やその後の管理予定に応じて、次の作業を組み合わせます。

  • 目土
  • 施肥
  • 更新作業(エアレーション・根切りなど)

ただし、必ずすべてを行う必要はありません。芝生の状態や作業スケジュールによっては、低刈りのみで終える場合もあります。

大切なのは、「低刈り=必ずフルメニュー」ではなく、春の芝生管理のスタート作業として位置づけることです。

施肥や本格的な更新作業は、芝生が萌芽し、生育が始まってから行うのが基本となります。


低刈りでよくある失敗

  • 新芽が出てから低刈りしてしまう
  • 一度で極端に短く刈ってしまう
  • 地面がぬかるんだ状態で作業する

特に、ぬかるんだ状態で作業すると、芝刈り機が詰まりやすくなるだけでなく、地面を荒らしてしまう原因にもなります。安全に作業できる状態の日を選ぶことが大切です。

低刈り後の芝生の状態

まとめ

低刈りは、春の芝生管理を始めるための最初の作業です。

春の芝生管理全体の流れを確認したい方は、春の芝生管理基礎記事も参考にしてください。

  • 芝生と地面の状態を見てタイミングを決める
  • 何回かに分けて刈高を下げる
  • 低刈り後の作業は状況に応じて選ぶ

低刈りを正しく行うことで、春の萌芽がそろいやすくなり、その後の芝生管理がスムーズになります。春のスタート作業として、まずは低刈りから始めていきましょう。

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