芝生の施肥の基本

芝生は成長に合わせて土の栄養を消費するため、定期的に肥料を与えることで健康的で密度の高い芝生を維持できます。
施肥はただ多くまけば良いわけではありません。適切なタイミングと量で与えることが重要です。
芝生の管理は季節ごとに作業が変わります。春の芝生管理の流れについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
春の施肥は、芝生の萌芽を確認してから開始します。まだ十分に萌芽していない状態で施肥すると、芝生よりも雑草が肥料を吸ってしまい、雑草だけが元気になることがあります。必ず芝生が動き始めてから施肥するようにしています。
施肥のタイミングとちょい芝の方針
芝生の施肥は、基本的には肥料の説明書に記載された時期と量に従います。ただし春だけは、芝生の萌芽を確認してから施肥を開始します。まだ芝生が動き出していない3月に肥料をまくと、芝生より雑草が先に栄養を吸ってしまうことがあるためです。
春の施肥タイミングについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
- 春(4月頃):萌芽後に施肥開始
- 初夏〜夏(5〜8月):芝生の生育に合わせて施肥
- 秋(9〜11月):芝生の回復と翌年の萌芽に備えて施肥(11月に最後の施肥)
- 冬(12月〜2月):施肥は行わない
現在使用中の「FIELDWOODS 芝生の肥料」の暖地型芝向け施肥スケジュールは次の通りです。ちょい芝で管理している庭では、春の萌芽状況を見て開始していますが、その他の時期は説明書どおりに施肥しています。
- 3月:50g/㎡(萌芽前のためちょい芝では3月末~4月に施肥)
- 5月:60g/㎡
- 7月:30g/㎡
- 9月:60g/㎡
- 11月:30g/㎡(芝生の緑が残っている間に最後の施肥、翌春の萌芽のエネルギーになる)
春の芝生管理では、施肥の前に低刈りを行うことも多くあります。低刈りの方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
春の施肥は芝生の状態に応じて開始するのがポイントです。その他の季節は説明書どおりの量で散布すれば十分な効果があります。
施肥の方法と散水のポイント
YASUYO庭のように約40㎡の庭ではハンディスプレッサーを使って均一に散布し、20㎡ほどの庭では手で散布しています。

粒剤の肥料をまいた後は必ず十分に散水します。これにより、肥料が芝生の表面に残らず、根元の土まで浸透しやすくなります。散水を怠ると肥料焼けの原因になることがあります。
手で散布する場合は、あらかじめ一握りの量を計っておくと散布時の目安になります。
施肥は「量・タイミング・散布・散水」のポイントを守るだけで、健康な芝生を維持できます。
ちょい芝で使用している肥料
YASUYO庭では、管理を始めた初年度の2024年6月時点でまだ施肥をしていなかったため、芝生に少しでも早く栄養を行き渡らせる目的でこの年だけ液肥を使用しました。その後は基本的に粒剤の肥料を1種類だけ使用しています。
2025年7月までは「バロネス 芝生の肥料」、2025年9月からはコスト面を考慮して「FIELDWOODS 芝生の肥料」に切り替えています。どちらも家庭用芝生で扱いやすく、説明書どおりに散布するだけで十分な効果があります。

まとめ|芝生の施肥で大切なポイント
芝生の施肥は、芝生の生育に合わせて適切なタイミングと量で行うことが大切です。
- 春の施肥は萌芽を確認してから開始する
- 肥料の量は説明書の基準を守る
- 均一に散布する
- 散布後は十分に散水する
これらの基本を守るだけでも、芝生の状態は大きく変わります。
