10月中旬に入り、朝晩の気温がさらに下がってきました。HIROCHAN庭の芝生は生長はゆるやかになりつつありますが、全体的にきれいな緑を保っています。雑草の発生も少なく、安定した状態を維持しています。今回は秋の定番作業であるコアリングとブレンドカルス散布を実施しました。
▶ 前回の記事はこちら:
【芝日記】秋の芝張り|アプローチ部分にノシバ「ひめの」を密着張り|HIROCHAN庭
1週間経った芝生の状態(10/05 → 10/12)

10月に入り、芝の伸びはかなり落ち着いてきました。それでもまだしっかりと緑を保ち、見た目は良好。密度も高く、病害や枯れ込みも見られません。雑草はわずかに再発していましたが、手抜きで除去可能なレベルでした。
今回実施した作業(10/12)
- 芝刈り(刈高28mm)
生長が鈍化しているため、今回は軽めに芝刈りを実施。全体を均一に整え、見た目をリセットしました。 - コアリング(中空スパイク作業)
秋の土壌改善として、コアリングを実施。密度が上がった芝生の根圏に酸素を送り込み、通気性を確保します。 - ブレンドカルス散布
カルスNC-R・米ぬか・硫安・目土を混ぜたブレンドカルスをコアホールへ散布。土壌の生物性を改善し、通気性・保水性・排水性のバランスを整え、根が育ちやすい環境をつくります。
💡ブレンドカルスって何?
カルスNC-Rをベースにした芝生用の土壌改良資材です。配合割合や作り方の詳しい手順は以下の記事で紹介しています。
👉 ブレンドカルスの作り方と効果の詳しい解説はこちら
- 埋め戻し&目土で仕上げ
散布後は軽くコートブラシで均し、目土をかぶせてコアホールを保護。全体の見た目も滑らかに整いました。

アプローチ部分の芝生の様子
芝張りから1週間。見た目の変化はほとんどなく、全体的に落ち着いた緑を保っています。枯れも見られず、この時期としては順調な経過です。春のように旺盛に伸びる季節ではないため、今は「動きがない=良い状態」といえるでしょう。
今回はアルムグリーンを散布し、根張りの促進を図りました。来春までにしっかりと定着させることを目標に、乾燥を防ぎながら管理を続けていきます(普段の散水はHIROCHANにお願いしています)。

今後の観察ポイント
次回は今回できなかった飛び石周りや芝生の縁などの境界部分を芝生用バリカンで整え、引き続きアプローチ部分の根付きの進行をチェックします。気温の低下により芝の成長はさらに緩やかになるため、今後は落ち葉処理や雑草抜き中心の管理に移行予定です。