10月に入り、朝晩の気温が下がったYASUYO庭では、土壌改良(ブレンドカルス散布)を実施しました。ラージパッチ跡は回復が進み、茶色い葉が残る箇所もありますが、下から新芽が伸び、芝生全体の緑が安定しています。今回は約40㎡の芝生を2回に分け、1回目の作業としてブレンドカルスを散布しました。
▶ 前回の除草剤散布記事はこちら:
ヒメクグ+雑草に混合除草剤で対策|YASUYO庭(9/28)
10日経った芝生の状態(9/28 → 10/8)

ラージパッチの箇所は近くで見ると茶色い葉が残っていますが、下から新芽が伸び、回復が確実に進んでいるのがわかります。全体では茶色部分も目立たず、芝生全体の緑が安定しています。
離れて全体を見ると、茶色い部分もほとんど目立たず、全体的にはきれいな緑が戻ってきました。季節の変わり目に入るこの時期としては、まずまずのコンディションです。
前回花序が目立ったヒメクグの状況

前回は芝生のあちこちで花序が目立っていたヒメクグですが、10日後の現在ではほとんど見られません。唯一残っていた花序も茶色く枯れており、その他の雑草も目立っていません。
ブレンドカルスによる土壌改良作業
今回はカルスNC-Rを用いた土壌改良を行いました。YASUYO庭の芝生は約40㎡と広いため、2回に分けて作業し、今回は1回目(約20㎡分)の散布です。準備したブレンドカルスの配合は以下の通りです。
カルスNC-R:1kg
米ぬか:1.4kg
硫安:400g
目土:28kg
まずキンボシ「ローンパンチX」でコアリングを行い、土に穴を開けた後にブレンドカルスを散布。コートブラシで埋め戻し、表面を保護するように目土を散布しました。作業後に散水することで、ブレンドカルスを芝生になじませるとともに、菌を活性化させ、根圏の環境改善を促します。
秋は根圏の環境を整えるのに最適な時期
秋は日中と朝晩の気温差が大きく、地温が比較的安定するため、芝生の根の活動が活発になる時期でもあります。このタイミングでカルスNC-Rを中心としたブレンドを散布することで、微生物の活性化と根圏の環境改善を同時に促すことができます。
ブレンドには、微生物の栄養源となる米ぬかと、分解を促す硫安を加えています。ブレンドカルスの詳しい配合や効果については、下の記事で紹介しています。
▶ 【芝生の土づくり】ブレンドカルスの作り方と効果|カルスNCR活用の実践ガイド