YASUYO庭の芝生は5月から毎週20㎜の刈り高で芝刈りをしています。その効果もあってか全体的に緑が広がり芝の密度も上がってきています。しかし、元々車が乗り上げていた写真右側のエリアは土壌が固く締まっており、水はけも悪く、芝の生長が思わしくありません。今回土壌の状態が悪いところに部分的に土壌改良材(カルスNC-R)を投入しました。
この間の芝生の状態

5月4日(左上)、5月11日(右上)、5月18日(左下)、5月25日(右下)の芝生の状態です。この間は毎週20㎜での芝刈りを行いました。気温の上昇に伴って芝も元気に生長しています。土壌が固く締まった部分は芝の生長が悪く密度が低いですが、週間単位でみると確実に緑が広がっていっているのがわかります。昨年から土壌改良を少しずつ行い、手入れもしているので、昨年のように一面に苔が生えるというようなことはありません。
部分的に土壌改良
ちょい芝管理人が土壌改良の際に使っている資材は、「カルスNC-R」です。「カルNC-R」は、リサール酵産株式会社が開発した微生物由来の土壌改良資材です。含まれているのは、自然界に存在する有用な微生物(好気性菌・放線菌など)。これらが土の中で働き、以下のような効果をもたらしてくれます。
- 有機物の分解を促進し、土壌をフカフカに
- 微生物バランスを整え、根の生長環境を改善
- 病原菌の繁殖を抑え、土壌トラブル予防
- 芝生の根張りを良くし、肥料の吸収効率もアップ
YASUYO庭の芝生では、昨年9月と12月、今年3月に全体的にカルスNC-Rを投入し、少しずつ土壌は良くなってきています。その成果は芝生の状態に表れ、昨年に比べるとより早く、よりきれいな状態に育っています。ただ、写真右側のエリアは車が乗り上げることがあり、土壌が固く締まり、水はけも悪く、芝の生長が思わしくありません。今回はこの土壌が固く締まった部分にカルスNC-Rを投入しました。今回のカルスNC-Rの投入の手順は下記です。
- エアレーション(コアリング)
- ブレンドカルス散布(カルスNC-R:1kg、米ぬか:1.4kg、目砂:15kg)
- 埋め戻し
今回は雨の中の作業となったためコアリングは『キンボシ ローンパンチX』を使用しました。『キンボシ ローンパンチX』はコアを回収しながら穴を開けることができるため、抜き取ったコアが雨で溶けて回収できなくなくことがありません。また最後の散水も雨のため必要ありませんでした。