ちょうど1年前、「週1日30分の作業できれいな芝生を作る」をモットーに、友人宅(YASUYO庭)の芝生管理を始めました。
当初は、芝がまばらで苔と雑草に覆われた状態でしたが、定期的な管理を重ねた結果、苔や雑草は劇的に減少し、芝の密度も着実にアップ。
梅雨明けを前に、まずまず手応えのある芝生に仕上がってきました。
1年経った芝生の状態

左が2024年6月19日で、右が2025年6月15日の芝生の状態です。
当初の芝生は、一見すると緑が広がりきれいに見えましたが、実際には全面に苔が広がり、サッチもたまっていたため、水はけや通気性が悪く、芝の密度も低い状態でした。さらに雑草も目立ち、決して美しい芝生とは言えませんでした。
しかし現在では、「週1日30分」の定期管理により土壌は改善され、苔はほとんど見られなくなりました。今年5月以降は毎週芝刈りを行っており、芝の密度も着実に向上しています。
約40㎡(元々は50㎡程ありましたが、日当たりの悪い写真上部は芝生をやめ敷石を引きました。)の芝生ですが、ある程度道具が揃っていれば週1日30分で十分管理できます。
今週の作業(芝刈り20㎜)

遠め写真では、この1週間での大きく変化はみられません。しかし一週間前に電動噴霧器を使って混合除草剤を散布したYASUYO庭の芝生では雑草が目立たなくなっていました。雑草は芝よりも生長が早いため、刈り揃えても一週間経つと芝生の中に雑草が頭を出しており良く目立ちます。しかし、除草剤散布の効果か、一週間経っても雑草が頭を出しているところがなく、どこに雑草が生えていたかもわかないくらいです。
今週の作業は、芝刈り(刈り高20㎜)のみです。YASUYO庭では5月から、毎週20㎜で芝刈りを続けています。芝生には、先端を刈られると上に伸びるのをやめて、横に広がろうとする性質があります(地面を這うように茎を増やす「ほふく茎」や「分けつ」)。
この性質を活かして毎週刈ることで、芝生の密度がどんどん高まり、きれいな芝に仕上がってきています。
芝刈りに慣れてくると、40㎡の広さでも縦横両方向に丁寧に刈っても30分以内で完了します。