先月に根切り(スライシング)を実施してから1か月が経ちました。
今回は、毎週の芝刈りと“きわ刈り”の効果がしっかりと表れ始めた、YUKI庭の7月の様子をお届けします。
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👉 前回の土壌改良に続く根切りで姫高麗芝が蘇る|YUKI庭の芝生管理
1か月後の芝生の変化(6/30 → 7/27)
下の写真は、左が6月30日、右が7月27日の撮影です。前回、西日が強くスマホの撮影が途中で止まったため、今回は少し角度を変え陰になっている場所から撮りました。

根切りによるダメージを心配していましたが、結果は良好で、むしろ芝の密度が増し、葉色も濃く力強さが感じられます。
YUKIさんも「芝生を張った当初以来の見事な状態です」と喜んでおられました。
この1か月は、芝の回復力とこまめな芝刈り・施肥の成果がはっきり見えた期間でした。
週1回・20mmでの芝刈りを継続
YUKIさんはこの1か月間、毎週20mmの高さで芝刈りを続けています。成長が盛んなこの季節は、頻繁な芝刈りが密度の高い美しい芝面づくりに非常に効果的です。
特に葉色の安定感とふかふかの感触が顕著に感じられます。葉が細かく密に茂り、歩くと軽い弾力があり、根切りや肥料、適切な刈り込みの継続がこの変化を後押ししています。
際刈りと植栽周りの整備で引き締まった印象に
今回は際刈り(エッジカット)や植栽周りの手入れも丁寧に行いました。
普段の芝刈りでは届きにくい縁や樹木の根元などを芝生用バリカンで際刈りすることで、庭全体がぐっと引き締まった印象になります。

夏は芝の成長が早いため、手を抜くとすぐに境界がぼやけてしまいます。細部にまで気を配ることが庭の美しさを高める秘訣です。
芝生が見せ始めた変化のサイン
芝生の管理は即効性はありませんが、継続したケアの積み重ねが少しずつ確かな変化をもたらします。今月は以下のような変化が見られました。
- 地面の柔らかさが戻り、歩いたときのふかふか感がアップ
- 芝の密度が上がり、隙間が減少
- 色ムラが減り、均一に深い緑色に
これらは週1回の芝刈り、土壌改良、根切りの効果が現れた結果です。一つひとつの手入れが芝生の状態を着実に底上げしていることを実感できました。
来月は真夏の芝管理がテーマ
8月は芝生にとって最も過酷な季節です。高温や乾燥、強い日差しにどう対応して健康を維持するかが課題となります。
YUKI庭は月1回の訪問で管理していますが、猛暑や乾燥が目立つ際や芝刈りのタイミングが遅れた時は、刈り高を+5mmに上げて芝刈りするようアドバイスしています。
このような季節特有の管理も、YUKI庭の状況を見ながら引き続きサポートしていきます。
最後に:芝刈りは“継続”が美しさの鍵
芝生管理は特別な技術よりも、地道な作業をコツコツ続けることが最も効果的です。YUKIさんのように「週1回、決まった高さで刈る」ことが芝の密度や健康を支えています。
これから夏本番。暑さに負けず、芝生はしっかり根を張り、ますますたくましく成長する時期です。
順調に育つのか、暑さに負けずに色や密度はどう変わるのか、
次回の報告を楽しみにお待ちください。