【芝日記】週1回30分でどこまでできる?|YASUYO庭の芝生管理(2024年振り返り)

2024年8月、夏のピークを迎えたYASUYO庭の芝生。青々と茂り最も美しい状態 YASUYO庭
2024年8月 夏のピークを迎えたYASUYO庭の芝生(最も青々とした時期)

2024年6月19日から「週1回・30分」という限られた時間で芝生の管理を始めました。12月10日には今年2回目となるブレンドカルス散布を行い、2024年の芝生作業は一区切り。
芝生のレイアウト作りは継続中ですが、この半年間の作業を振り返ります。

苔やサッチが多く、雑草もはびこっていた約50㎡の芝生を、短時間の作業でどこまで整えられたのか。来年の管理計画を考える上での参考になれば幸いです。

YASUYO庭の芝生概要

管理前のYASUYO庭の芝生。全面に苔が広がり、雑草とサッチが目立つ状態
管理開始前のYASUYO庭の芝生(約50㎡)。苔やサッチが多く、雑草がはびこっている状態。
  • 芝生の種類 : 高麗芝
  • 芝生の面積 : 約50㎡
  • 日当たり : 良好
  • 管理開始前の状態 : 全面に苔が繁殖 サッチが大量に堆積 雑草の繁茂
  • それまでの管理 : 年に数回の芝刈りと雑草取り 

2024年に行った芝生管理(6月〜12月)

「週1日30分」を基本としながら、必要に応じて少し長めの作業も行いました。芝刈りは10月上旬まで、ほぼ毎週実施しています。

6月

 サッチング(苔・サッチの除去)

 エアレーション(通気・透水改善)

 キレダー水和剤の散布(病害対策)

7月

 除草剤(シバゲンDF水和剤)の使用

 肥料(バーディーラッシュSi)の散布

8月

 肥料(バーディーラッシュSi)散布

2024年8月のYASUYO庭の芝生。夏のピークを迎え、緑が最も濃く密度が高い状態
2024年8月のYASUYO庭。夏のピークを迎え、芝生が最も美しく生え揃った状態。

9月

 除草剤(シバキープ エースシャワー)散布

 ブレンドカルス散布開始(土壌改良作業をスタート)

10月

 除草剤を複数組み合わせて散布(シバゲンDF・グリーンアージラン・ザイトロンアミン)

 9月に続きブレンドカルス散布を実施

11月

 芝生のレイアウトづくり(庭全体の見直し)

12月

 ブレンドカルス散布(今年2周目)

芝生管理を半年続けてわかったこと

2024年6月から12月まで、週1回30分という限られた時間で芝生の手入れを続けてみて、いくつかの気づきがありました。これから芝生を育てたい方の参考になればと思います。

  • 短時間でも継続が大事
    一度に長時間作業しなくても、週1回の積み重ねで芝生は十分に変化します。
  • 苔やサッチの除去は最優先
    芝が呼吸できる環境を作ることで、その後の肥料や水やりの効果が出やすくなりました。
  • 肥料と除草剤はタイミングが重要
    夏場の成長期に合わせて散布することで、芝がしっかり育ち雑草を抑えることができました。
  • 土壌改良は継続作業
    9月から始めたブレンドカルス散布は、10月・12月と続けて行うことで土が柔らかくなり、根張りの改善につながりました。
  • 来年に向けて
    芝生のレイアウトづくりを進めつつ、季節ごとの管理ポイントをさらに工夫したいと思います。
    特に春先の立ち上がり期のケアを意識していく予定です。

限られた時間でも、続けることで庭の芝生は大きく変化しました。苔や雑草に悩んでいる方も、少しずつ手を入れていくことで必ず成果が見えてきます。これから芝生づくりを始める方へのヒントになれば幸いです。

2024年6月~12月の変化(1週間毎)

実際の芝生の変化を動画にまとめました。
毎週の積み重ねで、苔だらけだった庭が徐々に芝らしい景観に戻っていく過程をご覧いただけます。

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