9月に入っても連日30℃を超える暑さが続いていますが、朝晩は少しずつ秋の気配も感じられるようになってきました。芝生の成長はこれから徐々に落ち着いてきますが、今こそ来春に向けた準備が大切な時期。YASUYO庭では、今週からいよいよ土壌改良をスタートしました。
前回の記事では、刈り高20mmへの調整と除草剤散布を実施しました。
👉 秋に備えて刈り高調整&除草剤散布|YASUYO庭の芝生管理
1週間経った芝生の状態(9/1 → 9/8)

1週間前に除草剤を散布した影響か、一部の雑草が黄色く変色し、効果が見られました。一方で、芝生本体へのダメージはなく、密度や色つやも引き続き良好です。9月1日の雨以降は晴天が続き、高温にもかかわらず状態を維持できています。
微生物資材で土壌改良スタート

YASUYO庭の芝生は、水はけが悪く、かつて一面が苔で覆われていました。6月以降、サッチングや「キレダー水和剤」の散布によって苔の発生は落ち着きましたが、根本的な改善には至っていません。そこで、今回から微生物資材「カルスNC-R」を使って、芝の根がしっかり育つ健全な土壌づくりに取り組みます。
カルスNC-Rは、土壌中の微生物バランスを整え、根の活性を高めることで通気性や排水性の改善にもつながる資材。リサール酵産株式会社の製品で、芝生はもちろん、野菜や果樹の栽培にも使われている信頼のアイテムです。
作業手順と内容
今回はYASUYO庭の約1/5(10㎡)を対象に、以下の作業を行いました:
- ① エアレーション
- ② サッチング(抜いたコアを同時に回収)
- ③ 芝刈り(20mm)
- ④ ブレンドカルス散布(カルスNC-R+米ぬか+目土+硫安)
- ⑤ 埋め戻し
- ⑥ 散水
今回のブレンド内容は次の通り:
カルスNC-R:500g/米ぬか:700g/目土:14kg/硫安:200g
これで10㎡分の作業を完了。YASUYO庭全体は約50㎡あるため、同様の作業をあと4回に分けて行っていく予定です。
今週の作業動画(60倍速)
今回は工程が多かったため、作業時間は36分に。30分ルールは少しオーバーしてしまいましたが、作業密度を調整しながら継続していきたいと思います。