ちょい芝の基本は「週1日30分」の芝生管理ですが、今回は番外編として管理人SHIBAMURA庭の芝生の様子を紹介します。
管理内容はYASUYO庭やHIROCHAN庭とほぼ同じですが、芝刈りと際刈りだけ週2回実施しています。
15年以上続けてきた管理の積み重ねにより、今シーズン最高の仕上がりです。
今が一番きれいな芝生の状態

長年管理してきたことで土壌の状態が良く、YASUYO庭やHIROCHAN庭よりも仕上がりが安定しています。
芝の色つやや密度も申し分なく、今シーズン最も美しい景色となっています。
芝刈り高さの工夫
SHIBAMURA庭の芝生の管理で大きなポイントになっているのが、芝刈りの高さを季節ごとに変えていることです。
週2回刈れるからこそできる工夫で、見た目や健康状態に大きな違いが出ます。
- 6月まで:17mm
→ 密度を高めるために低め設定。週2回刈ることで横に広がり、ぎっしりと詰まった芝生に。 - 7月から:20mm
→ 夏の乾燥や暑さをしのぐために少し高めに。個人的にはこの20mmのスッキリ感が一番好みです。 - 8月中旬から:25mm
→ ピーク時期はあえて長めに。週1回の管理だと20mmでは「もさもさ」になってしまいますが、週2回しっかり刈ることで25mmでも形が崩れず、美しく維持できます。
愛妻からの評判も良く、見た目も柔らかく庭全体が心地よい雰囲気になります。
その他の管理
芝刈り以外は、基本的にYASUYO庭やHIROCHAN庭と同じ管理です。
- 際刈り:芝の縁取りを週2回実施
- 水やり:天候に合わせて適宜(乾燥が強い時期は朝夕2回)
- 肥料・更新作業:他の庭とほぼ同じ内容
- 除草:芝の密度が高いため雑草はほとんど生えず、除草剤は年1回程度で十分
違いは“頻度”と“積み重ねの年数”、そして密度の高さによる雑草抑制効果です。
緑化ブロックの注意点
SHIBAMURA庭の駐車場は全て緑化ブロックを使用しています。
見た目はとても良いのですが、管理は普通の芝生よりかなり手間がかかります。

また、駐車スペースに車をずっと停めていると日が当たらず芝が育ちません。
そのため、毎日車の停め方を変えています。駐車スペースに緑化ブロックを使用する場合、駐車場全面ではなく、車が乗らない部分に限定して設置するのがおすすめです。
HIMAWARI庭のように庭のアクセントとして部分的に取り入れると、見た目も良く管理も現実的です。
まとめ|積み重ねで見える景色
今回紹介したSHIBAMURA庭の芝生は、基本はちょい芝流と同じ管理です。
違うのは、芝刈り・際刈りを週2回行っていること、そして15年以上続けてきた積み重ねです。
- 季節ごとの刈高調整で、見た目も生育もベストにコントロール
- 他の庭より土壌が安定し、密度・色つやともに理想的
- 雑草はほとんど生えず、除草剤は年1回程度で十分
- 緑化ブロックは見た目は良いが手間がかかるため部分的に設置がおすすめ
まずは週1日30分から始めて十分。
余裕があれば少し頻度を増やすことで、また違った景色に出会えます。