10月に入り、朝晩の気温が下がってきました。HIROCHAN庭の芝生も成長がゆるやかになり、季節の変化を感じます。今回はメイン部分の芝生の状態をチェックするとともに、アプローチ部分でノシバ「ひめの」の芝張りを実施しました。雑草の発生もほとんどなく、全体的に落ち着いた印象です。
HIROCHAN庭の芝生はもともとノシバ「ひめの」のポット苗を購入して植え付けられたものですが、現在はポット苗の販売がなく、今回はマットタイプ(1㎡あたり1,250円+送料2,200円/クール宅急便)を使用しました。販売元のゾイシアンジャパン株式会社によると、10月上旬でも芝張りは可能で、「しっかりと目土を刷り込むこと」がポイントとのことです。
▶ 前回の整備レポートはこちら:
【芝日記】アプローチ部分整備&芝張り準備|HIROCHAN庭
1週間経った芝生の状態(9/28 → 10/05)

メイン部分の芝生は10月上旬でも美しい緑をキープしています。雑草もほとんど目立たず、密度も高い状態を維持中。ただし、気温の低下により芝の成長スピードはやや鈍化しています。今回メイン部分は特に作業しませんでした。
今回実施した作業(10/05)
- アプローチ部分の芝張り(ノシバ・ひめの)
前回整備した箇所にノシバ「ひめの」の芝生マットを密着張りで施工しました。秋の芝張りは本来推奨時期ではありませんが、補修と来春の定着を見越した試験的な張り付けです。芝マット同士の隙間ができないよう丁寧に施工しました。 - 目土のすり込み
芝生マットの上から目土をしっかりと刷り込み、芝と土の密着を高めました。これにより根付きがスムーズになり、冬越し前に初期成長を促す効果も期待できます。 - 散水
芝張り後は2日に1回程度は散水して乾燥を防ぐようHIROCHANにお願いしておきました。過湿を避けながら、根付きの様子を確認しています。

秋の芝張りで注意したいポイント
- 気温が下がると根付きが遅れる
地温が下がるため、根の成長が鈍化します。張った後は歩行を控え、定着までの時間を確保しましょう。 - 隙間を開けずに張る
秋は芝が伸びにくいため、隙間を作らず密着させて張るのがポイントです。 - 目土をしっかりすり込む
乾燥を防ぎ、根の密着を高めるために十分な量の目土をすり込みましょう。 - 水やりは控えめ&継続的に
過湿を避けつつ、乾燥しない程度に軽い散水を続けます。 - 本来の適期は春(4〜6月)
秋の芝張りは小面積や補修向け。広範囲の施工は春を待つのが安全です。
今後の観察ポイント
次回はアプローチ部分の芝生がどれほど根付いたかを確認予定です。メイン部分は引き続き安定しており、刈高28mmを維持。10月中旬以降は芝の成長がさらに緩やかになるため、芝刈り頻度を減らし、落ち葉や雑草除去を中心とした管理へ移行します。また、土壌の状態をさらに整えるため、カルスNC-Rを用いた土壌改良も実施予定です。