2025年芝生シーズン開幕 週1日30分の芝生管理

YASUYO庭

いよいよ2025年の芝生シーズン開幕です!私が管理しているYASUYO庭の芝生は高麗芝でHIROCHAN庭の芝生はノシバです。高麗芝やノシバなどの日本芝は暖地型芝草と呼ばれ、11月から2月ごろまでは休眠期間のためほとんど手入れは必要ありません。しかし2月下旬から3月になると気温が一気に上昇し芝は新芽を出し生長を開始します。芝生シーズンは新芽が出始める前からが開幕です。今回は芝生シーズン開幕の準備段階として『雑草引き』を行いました。

2月の芝生の状態

高麗芝やノシバなどの日本芝は暖地型芝草と呼ばれ、適応温度は25~35℃で、春から秋にかけて生長します。平均気温が15℃以下になると休眠を開始し、平均気温10度以下では地上部は枯れてしまいます。2月はまだ休眠状態にあり、芝生の地上部は茶色く枯れています。しかし、気温が10~12℃になると新芽を出し生長を開始します。

YASUYO庭の芝生も一面茶色くなっています。遠めではわかりませんが、芝生が茶色い分、青々とした雑草は目立っていました。

芝生が休眠している間も芝生のレイアウト作りは進めており、日当たりが悪く芝生が生えそろわず土がむき出しになっていた部分の芝生を剥がし、敷石をしました。これで芝生の管理もやりやすくなり、見た目も良くなったと思います。

雑草引き

今回の作業は次週からの更新作業の準備段階として雑草引きをしました。青々としている雑草は見つけやすく、今はまだ小さいので簡単に引き抜くことができます。気温が高くなると雑草の勢いも増してくるので今のうちにできるだけ雑草除去をしておきます。ただ昨年10月に散布した除草剤の効果か、雑草は思っていたより少ない印象です。

次週から芝生の更新作業を開始する予定です。

芝生の更新作業

芝生の更新作業とは、①病害虫の原因となるサッチ(冬枯れした葉や刈りカス)を除去すること ②土壌を耕し通気性・排水性を改善すること ③古い根を切り、新しい根が生えやすくすること です。

更新作業のメニューは以下になります。

  • 芝の低刈り
  • サッチング
  • エアレーション
  • スライシング
  • 目土入れ

上記の作業は芝生や土壌の状態によって全て行う必要はありませんし、また作業を行う時期も違ってきます。芝生を張って1~2年目でサッチがあまり溜まっていないようであればサッチングは必要ないかもしれませんし、土壌が良ければエアレーションや目土入れも急いでやる必要はありません。

2024年6月から管理しているYASUYO庭の芝生はそれまであまり手入れがされていなかったこともあり、土壌の状態が土が固く締まっており、水はけも悪く一面に苔が生えていました。2024年は9月と12月にカルスNC-Rを使った土壌改良を行いましたが、まだまだ土壌改良が必要な状態です。そのためYASUYO庭の芝生の更新作業は来週から徐々に芝の低刈りからサッチング、エアレーション、スライシング、目土入れまで全ての作業を行う予定です。

今週の作業動画(60倍速)

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