2024年6月から管理しているYASUYO庭の芝生には、管理を開始する前は芝生に大量のコケが生えていました。サッチングにより物理的に除去した後、キレダー水和剤を散布し、その後は苔が気になることはありません。今回、YASUYOさんから駐車場に生えているイシクラゲとコケを何とかできないかと相談があったため、キレダー水和剤を散布しました。
キレダー水和剤とは?
キレダー水和剤は、コケ・藻類・イシクラゲ専用の除草剤です。
農薬登録(第13870号)済で、有効成分はACN(2-アミノ-3-クロロ-1,4-ナフトキノン)25%。芝地でも使える処方なので芝生のコケ対策に本格的に取り組みたい方には特におすすめです。
■ キレダー水和剤の使い方
使用方法は水で希釈して。バケツやジョウロ、噴霧器などで散布します。芝生では一般的に50倍希釈で使用します。
▼50倍希釈の散布量の目安
散布面積 | キレダー量 | 水量 |
1㎡ | 4g | 200ml |
2㎡ | 8g | 400ml |
3㎡ | 12g | 600ml |
4㎡ | 16g | 800ml |
5㎡ | 20g | 1L |
12.5㎡ | 50g | 2.5L |
◎ポイント:イシクラゲは乾燥状態だと効きづらいため、事前に水で湿らせて膨らませておくのがコツです。
今回のキレダー使用条件
- 散布日:2025年6月22日
- 天気:晴れ
- 対象:駐車場に群生したイシクラゲ・コケ
- 使用濃度:50倍(50g/2.5L)
- 使用器具:HAIGE 電動噴霧器 HG-KBS12L

散布後の様子については、今後の経過を観察しながら変化の様子をレポート予定です。
今週のYASUYO庭の芝作業
芝生部分は今週も20㎜で芝刈りのみ。

一週間では目立った変化はないものの、昨年と比べて芝の状態は安定し、確実に緑の密度も上がってきています。梅雨明け以降は芝が旺盛になり、今はまだ密度が低い部分もこれからどんどん密度が高まると思います。