補修用芝生の育成

HIROCHAN庭

HIROCHAN庭では数年前に家庭菜園スペースを作る為、芝生の一部を剥がして庭の空いたスペースに植えていたそうです。北面で日当たりは悪く、手入れも全くしていないにも関わらず、この芝はその後も枯れることなく繁殖しています。今回その芝生を補修用として育てるためにプランターに移植しました。

HIROCHAN庭の芝生「ひめの(省管理型わい性ノシバ)」

HIROCHAN庭の芝生はノシバ(ひめの)です。ノシバは高麗芝より葉幅が広く硬いため、踏み圧にも強く、耐寒性が高く、病害虫にも強い、丈夫な芝です。生長の速度も遅いため刈り込みの頻度も少なくて済み、こまめに手入れをすることが難しい方にはおすすめの品種です。

ノシバの中でも「ひめの(省管理型わい性ノシバ)」とい品種は、❝あまり手をかけることなく、自然に高い品質を安定して保つ強い芝❞だそうで、草丈が高くならないため、4~5㎝では大幅に刈り込み回数を削減できるとのことです。また標準型のノシバの3倍以上の葉密度で、色が濃いのも特徴のようです。さらに長時間放置しても、安定して発芽を生育し、更新作業をしなくても放置栽培ができるとのことです。

実際にHIROCHAN庭の北面に移植された芝生は、日当たりが悪く、全く手入れしていなくても数年間枯れることなく今も繁殖しています。

補修用芝生の育成

今回補修用にHIROCHAN庭の北面に移植され繁殖しているノシバをプランターで育てていきます。

まずはターフカッターでプランターのサイズに切り込みを入れていきます。もともと芝生を張る予定ではない場所に移植されたのか、土壌はカチカチでターフカッターを思いきり踏み込まないと刺さりませんでした。

ターフカッターで切り込みが入れば、端からめくっていきます。カチカチの土壌でも芝生の根は張っています。しかし根の深さは浅く、数センチ程度です。それでも枯れることなく繁殖している生命力はすごいです。

めくった芝生を育成する床土にはブレンドカルスを使用しました。プランターに底石を敷きその上にたっぷりブレンドカルスを入れます。水を撒いて土を落ち着かせ、その上にめくった芝生を置きます。混じっていた雑草をきれいに取り除けば目土を入れてしっかりと踏みつけ、最後に散水して終了です。今回プランター2個分の補修用芝生を確保しました。しばらくは根が乾燥しないよう水やりをしっかりしていきます。

翌日にはプランターだからできる芝焼きも行いました。このプランターの芝生の生長も楽しみです。

今週の作業動画

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