芝生を青々と美しく保つには、「施肥(せひ)」が欠かせません。芝は見た目以上にエネルギーを使っています。芝は刈り込まれても、踏まれても、毎年よみがえる元気な植物です。それを支えているのは、土の中の栄養分=肥料です。今回はYASUYO庭の芝生とHIROCHAN庭の芝生に今年2回目の施肥を行いました。
1週間経った芝生の状態
↓YASUYO庭の芝生

↓HIROCHAN庭の芝生

YASUYO庭の芝生もHIROCHAN庭の芝生も写真の左が5月25日で、右が6月1日です。天気が良く土が乾いていたので前週に散布した目土の部分が白くなり、芝の生長が悪い部分がわかりやすくなっています。6月になると芝の生長が旺盛になります。隙間なくきれいな芝生になるようしっかりと手入れをしていきたいと思います。
今年2回目の施肥
施肥とは、植物が健やかに育つための必要な栄養素(窒素・リン酸・カリウムなど)を肥料として土壌に与える作業のことです。芝生も例外ではなく、定期的に栄養補給を行うことで、緑が濃く、密度の高い芝に育てることができます。
芝は、刈り込みや踏みつけに耐えるためエネルギーをたくさん使っています。肥料を与えないと次第に弱り、色が薄くなったり、スカスカになったりしてしまいます。先日お邪魔したYUKI庭の芝生は土壌の問題もありますが、芝張り後数年間肥料をやっていなかったとのことで、元気がなかったのは栄養不足も原因と思われます。
肥料をやると芝はどんどん生長します。さらに刈り込むことで分枝が増え、密度の高い芝生になります。密度が高まれば雑草の発生も少なくなります。また根がしっかりと張り病害虫にも強い芝生になります。
芝生の肥料には大きく分けて以下の3種類があります。
- 化成肥料:成分バランスがとりやすい。持続性もあり使いやすい。
- 有機肥料:土壌改良に効果あり。においや虫のリスクがある。
- 液体肥料:即効性がある。散布頻度が高め。

昨年YASUYO庭の芝生では液体肥料を使っていました。管理を始めたのは6月でそれまで肥料を与えていなかったようで少しでも芝生に早く栄養を与えたかったためです。しかし、今年は4月に施肥を行っているため基本的には化成肥料のみとする予定です。使用している肥料は『バロネスの芝生の肥料』です。散布時期と散布量は商品の説明通りにしています。この時期は1㎡あたり50gが目安となってます。
目立った雑草を抜き、芝刈りをしてから肥料を撒き、最後に散水して作業を終了しました。