YASUYO庭で行っているリサール酵産株式会社の複合微生物資材「カルスNC-R」を用いた土壌改良は今回で3回目となります。30分の作業でエアレーション、サッチング、芝刈り、ブレンドカルス散布、埋め戻し、散水を行い、1回で10㎡程の範囲に土壌改良を行うことができます。ブレンドカルスを散布したところは硫安の効果で芝生の色が濃くなっているので、どこまで土壌改良できているか一目瞭然です。
1週間経った芝生の状態

左が9月15日で右が9月22日の状態です。この一週間は20日までは晴れの日が続き、日中は30℃を超えていましたが、21日は曇りがちで、22日は朝から昼過ぎまでしっかりと雨が降りました。週前半に晴れの日が続いたこともあり、YASUYO庭の芝生はしっかり生長していました。ブレンドカルスを散布したところは硫安の効果で芝生の色が濃くなっています。ただ、雑草もかなり生長していました。9月1日に除草剤「シバキープ エースシャワー」を散布したのですが、散布後に雨が降り効果が弱まってしまったようです。やはり全面の土壌改良が終われば再度除草剤を散布したいと思います。
カルスNC-Rを用いた土壌改良3回目

写真の赤い線の上はブレンドカルス散布済で、下は散布未の芝生です。散布済の芝生は色が濃くなってます。これはブレンドカルスに混ぜている硫安(硫酸アンモニウム)の効果です。硫安は窒素を多く含んでいるため、芝生の生長を助けます。窒素は植物が葉を育てるのに必要な栄養素なので、芝生の色が濃くなり、密度も上がります。硫安の効果は速やかに現れるので、短期間で芝生の緑が鮮やかになります。カルスNC-Rは有機物(サッチ・枯れ芝)を分解する際に窒素を必要とします。そのためブレンドカルスには窒素分である硫安を入れます。硫安を入れないと窒素不足になり芝生の生長が悪くなる可能性があります。
カルスNC-Rは、土壌の微生物相を改善し、作物の生育に適した環境を構築する効果があります。また、土壌の生物性を改善することで、通気性や保水性、排水性も向上します。これらの効果が出てくるのは2か月程先になります。
今回も下記の順で土壌改良を行いました。
- エアレーション
- サッチング
- 芝刈り(20㎜)
- ブレンドカルス散布(カルスNC-R:500g、米ぬか:700g、硫安:200g、目土:14kg)
- 埋め戻し
- 散水