YASUYO庭の芝生は水はけが悪く、管理を始めた昨年6月の時点では一面に苔が広がっていました。そのため、昨年は9月と12月に土壌改良資材「カルスNC-R」を散布。カルスNC-Rは定期的にまくことで少しずつ土壌が改善され、芝生が根を張りやすい環境へと変わっていきます。今回は春の更新作業に合わせて、ブレンドカルスを散布しました。
前回は、萌芽前に雑草対策としてシバゲンDFを散布しました。
11日間経った芝生の状態(3/12 → 3/23)

左が3月12日、右が3月23日の写真です。3月19日には最低気温が氷点下となり雪も降りましたが、その後は気温が一気に上がり、今年初めて最高気温が20℃を超えました。YASUYO庭の芝生にも新芽が出はじめ、うっすらと緑が広がり始めています。
ブレンドカルス散布

YASUYO庭の芝生は雨が止んでも乾きにくく、場所によっては踏むと水が浮き出るほど水はけが悪い状態でした。その影響もあり、昨年6月の時点では苔が一面に発生。さらに、サッチの堆積や肥料不足も加わり、生育が進まない状況でした。
そこで管理開始後は、サッチングや肥料散布を実施。さらに昨年9月と12月にはカルスNC-Rを散布して土壌改良を進めました。カルスNC-Rはエアレーション後に散布すると特に効果的とされているため、今回は「コアリング(中空刃による穴あけ)」を行い、その後にブレンドカルスを散布しました。
使用した道具
今回のコアリングには キンボシ「ローンパンチX」 を使用しました。
HIROCHAN庭での作業記事でも紹介しましたが、土をポリポットに回収できるため、後から土を拾う手間がなく便利です。
ブレンドカルスの配合
今回、YASUYO庭の約半分(20㎡)に散布した内容は以下の通りです。
- カルスNC-R:1kg
- 米ぬか:1.4kg
- 硫安:400g
- 目土:28kg
作業手順
- コアリング(エアレーション)
- ブレンドカルス散布
- 埋め戻し
- 散水

